人生のメモ

琴線に触れた小さなことを、文章に。

電話野郎とLINE野郎の戦い

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やっと寒い冬が終わり、桜が満開になったと思ったら土日は雨という、空気を読まない気候にげんなりしている人も多いだろう。

申し訳程度に、金曜に見た桜の写真を貼ってみる。これで1人でも心癒されてくれれば御の字だ。この桜がこの記事の1番の見どころになるかもしれないが、どうしようもなく暇な人は続きを読んでみてほしい。

電話野郎への熱い思い

ところで、離れた人へ緊急ではない要件を伝えたいとき、あなたはどういう手段を取るだろうか。昔から連絡手段としては、手紙から始まり、電話、メール、LINEと時代によって変わってきたが、どれが正解というものはない。どれを選ぶのかは人によって様々だ。

そんな中、電話を選ぶ人への文句をぶちまけているエントリーを見つけた。ネット上でそこそこ話題になっているようだ。

不在着信だけ残すのといきなり電話してくるのは相手の時間と行動を拘束する行為だからやめてくれ

緊急時以外は、電話よりLINEにしてほしい

そこまで怒らなくてもいいのでは…という気もするが、書いてある内容には僕は概ね同意できる。つまり、今すぐの回答が不要であれば、電話ではなくLINEやメールで連絡してほしい。また、電話が繋がらなかったら、着信だけでなく要件を残しておいてほしい。

相手が、今すぐ声を聞きたいぐらい好きな人だとか、定期的に世間話をするような親しい間柄であれば別によいが、たまに会う普通の友達ぐらいならLINEにしてほしい。LINEなら返したいときに返事ができる。口頭で会話が必要であればその時に電話すればいい。

正直言って、僕はそれが普通の感覚だと思っていた。大体35歳以上の人なら過去の習慣から電話に執着するのもわかるが、さすがに学生時代からスマホを持っていたような人たちが、未だに電話に拘る理由はないと思っていた。

予想外に大量の反対意見

しかし、ブックマークのコメントを見ていると、反対意見の多いこと。論点がズレているコメントも多いが、それでも異常なほど批判されている。好みの問題もあるのはわかる。しかしそこまで批判される意見なのか?と、自分の感覚との違いに驚かされた。

繰り返しになるが、人の意見は人それぞれであり、誰が正解とか間違いとかいうものではない。だからこのブログで何を言おうが一個人の意見でしかないし、この件について熱く語る気もない。個人的にはLINEが嬉しいが、電話が来たら「あぁ、この人は電話派なのね」と思うだけだ。

誰も無理して変わる必要はないし、相手に合わせた方が円滑にコミュニケーションが取れそうと思うなら、無理しない範囲で合わせてあげればいい。人はそれぞれ、違う意見を持つことを、認め合えばいい。

ただ、このエントリーを見て、このように自分とは意見が異なる人が山ほどいることを理解しておくことは大切であるように感じた。今は既にインターネットで誰もがつながる時代であり、そしていずれ国境も意識しない時代が来るだろう。生まれも育ちも文化すら異なる相手とコミュニケーションが必要になったとき、この考え方は今よりきっと大切になってくるはずだ。