人生のメモ

琴線に触れた小さなことを、文章に。

3億8400万円が簡単に奪われる世界

現金3億8400万円が強奪されたそうだ。銀行を出たところで奪われたとのこと。場所は福岡天神。人通りも多いだろうに、怪我人も出さずに逃げ切るとは、なかなかのやり手である。とはいえ盗られた人からすれば、たまったもんじゃないが。何かの保険とか下りるのだろうか。

福岡強盗 防犯カメラに白い車 | 2017/4/20(木) 18:45 - Yahoo!ニュース

 

治安が良いが故の油断

日本は治安が良いので、物を盗まれることは少ない。僕は3回財布を落としたことがあるが、2回はしっかり戻ってきたぐらいだ。また、日本では電車内で無防備に寝る人も多いが、海外ではありえない光景だそうだ。そういう意味では、今回の事件も、被害者は盗まれるなんて想像もしていなかったかもしれない。

以前、赤坂で通っていた2階のカフェの窓から、警備付きで荷物を運び出される様子をよく見かけた。ケースからして恐らく現金。毎週決まった曜日だった。細かくは覚えていないが、3人の警備員が、毎回同じような動きをしていた。

彼らもきっと、強盗にあったことはないだろうから、ルーティーンを見極めて奇襲すれば1億ぐらいゲットできたのかもしれない。そんな気がする。手刀とか巧みに使いこなせばイケる気がする。

誰も疑うことのない国にはできないのか

今回も、こうして大金が簡単に盗まれてしまった。これは、逆に治安の良さを表しているとも言える。

治安が悪ければ、簡単に盗まれるような態勢で3億という大金を持ち歩かないだろう。盗まれてしまったのは運が悪かったとしか言えない。誰かに大金を持つことを言いふらしていたのであれば別だが。

安全な日本の中でも、このような悪い奴は少しは存在する。せっかく治安が良いのが売りなんだから、それを極限まで高めて、誰も他人を疑わなくて済むような国にできればいいのだが。

こらからもきっと、悪い人は一定数いるのだろう。人のものを盗んだり、人を騙したりして生きる人は、どんな気持ちで日々生活しているんだろうか。

知らない美女には気をつけて

今日、LINEで知らない美女から友達追加された。名前はえり。誰だろう 。僕の隠れファンだろうか。アイコンを開いてみると、妙にエロい写真が出てきた。

友達を探しているエロい美女が、偶然僕のLINEに迷い込んできたのか。あ〜うん、あるある…わけないだろう。こんなのに騙される方もどうかと思うが、こうして人を平気で騙す人がいることが悲しい。強盗のニュースとスマホに映る美女を通じて、そんなことを感じた。

余談だが、このニュースを見て、以前読んだ「陽気なギャングが地球を回す」という小説を思い出した。人を傷つけずに楽しそうに銀行強盗をする4人組の話だ。面白いので暇な人はぜひ読んでみてほしい。こんな強盗がいたら面白いなと思えてくるだろう。今回のニュースは個人を狙ったみたいなので、銀行強盗ではないが。