わらまろぐ

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もう子供たちは英語を学ばなくていい  

あなたは学生時代、きっと英語の勉強をしてきただろう。もしかすると、今も勉強しているかもしれない。僕も受験のときにそれなりに勉強した。しかし英語を学生が勉強する時代も、もうすぐ終わりが来るだろう。

Google翻訳サービスが月間利用者が5億人超え

Googleの翻訳サービスの月間利用者数が、世界で5億人を超えたそうだ。やはり昨今の人工知能の活用による精度向上は凄まじい。

人工知能で翻訳精度が向上 グーグル、月間利用者5億人 - 共同通信 47NEWS

文学作品のように難易度の高い文章についても、英語から日本語に、より自然に翻訳できるようになったとGoogleがアピールしている。

日本でも昨年末ぐらいに、制度が飛躍的に向上したと盛り上がっていた。カメラをかざせば写った言葉が即座に翻訳されるアプリも話題になった。

とは言え、日本人利用者のコメントを読むと「英語ができる人のサポートツールにはなるが、英語できない人が英語できる人に変身するツールにはなっていない」といった感想もあり、まだ完璧とは言い難いようだ。

翻訳精度は今後も向上し続ける

しかし月間利用者5億という数字は、生半可な精度で出せるものではない。ある程度の信頼や実績がないと難しいだろう。日本の人口の約4倍にもなる人々が使っているのだから。

どうやら日本語の精度はまだイマイチだが、ヨーロッパの各主要言語では、ほぼ完璧との声もある。

人工知能はインプットさえ与えてしまえば賢くなる。そしてそのインプットが増える度に、精度を上げていく。そのうち、完璧と呼べるものが出来上がることはもはや必然である。

もはや学校で英語を学ぶことに意味はない

もちろん、人が他国の言語を学ぶことは大切だし、機械の翻訳が間違っていたら直せるのが望ましい。しかし、学生時代に英語を学んだ人たちに聞いてみたいのだが、どれほど英語が聞けるように、喋れるようになっただろうか。

僕は以前、大学で外国人学生に教室の場所を聞かれ、適切な文章が思いつかずにジェスチャーを多用して切り抜けてしまった覚えがある。中学で学んだ英語で何とかなるはずなのだが、やはり日々使っていないと出てこないものだと痛感した。

上の例は低レベルで申し訳ないが、大抵の人間は追い込まれないと頑張らない。英語を使わなくて生きていけるのに、学んだところで大して身に付かないのだ。特に日本人は歴史的にもその傾向が強いと言われている。

中途半端に学校で英語を学ぶぐらいなら他のことに時間を割いて、英語を使いたいときは翻訳サービスを使った方が効率がいい。自分で聞きたい、喋りたいと思った人は、個人で真剣に学べばいい。全員一律で、学校で学ぶことに意味はない。

機械では伝わらないものもある

コミュニケーションは人間と人間がすべきだ、と言う意見もある。しかしそのような対立意見は、技術が進歩するときは必ず付いて回る。紙オムツが出てきたときに、おばあちゃんたちが「使い捨てはもったいない。手洗いだから愛情が湧く」と反対意見が上がったというが、それに近いように感じる。

もちろん機械では伝わらない部分もある。ちょっとした雰囲気や機微のようなものは伝えにくいだろう。でもそのデメリットは、翻訳サービスの便利さには敵わないだろう。翻訳サービスを使いながら、いかにスムーズなコミュニケーションができるか。それが今後の課題になっていくはずだ。

ところであまりこの手の意見をネットや本で読むことがないのだが、なぜだろうか。英語の教材で成り立つビジネスがあり過ぎるがゆえに、メディアが言及できないのだろうか。