人生のメモ

琴線に触れた小さなことを、文章に。

9時から17時で働かなくてもいいじゃないか

世間では過剰労働が注目を集めているが、フューチャーイノベーションという会社は、1日5時間勤務だという。13時から18時。仕事は朝から晩まで働くもの、という常識はもう古いのだ。

正社員なのに定時は13~18時 創業時から全員5時間勤務の会社「朝は通勤ラッシュで疲れる、昼食後は眠たくなるから」 | キャリコネニュース

9時〜17時という無意味な縛り

今は多くの会社で、9時から17時とかその前後が勤務時間となっていて、さらには残業も行われている。しかし、実際にそうしないとビジネスが回らないのか?というとそれは違うだろう。全ての会社がそうとは言わないが、少なくとも適切な時間は会社ごとに違うはずだ。

確かに資本主義の競争の中では勤務時間はある程度長いほうが有利かもしれない。とはいえ果たして、会社の利益のために、自分の時間を捧げたいという人間がどれほどいるだろうか。会社はそこそこにして、プライベートを楽しみたい、という人の方が圧倒的に多いのではないか。

ゆとりの足りないおっさんたち

今や世の中は急激に変化し、昔の制度は意味をなくし、人々の考え方も変わってきている。「ゆとり」という言葉が悪い意味で取られることがよくあるが、昔の習わしに囚われて忙しく働こうとする人にこそ、ゆとりが必要なのではないだろうか。

今の時代に合わせた人間らしい生き方をするために、必要なものと不要なものを見極め、本当の意味でのゆとりを手に入れようとするべきではないか。朝から晩まで働くことに、もはや意味はない。一生同じ会社で、楽しくもない仕事をし続けることにも意味はない。

これから出てくる会社が鍵

大きな会社は、変わるのが難しい。既にあるものを壊して作り直すのは、時間も労力もかかる。反対勢力も必ず出てくる。だからこそ、これから出てくる会社は、昔からの古びた考え方や他の会社に囚われず、刷新した働き方を作り上げていってほしい。

探り探りにはなるかもしれないが、この急激に変化する社会ではその方が正しい選択になると思うし、いずれそれがスタンダードになっていくだろう。 僕らだけでなく、僕らの次の世代が心地よく働ける未来を、今のうちに、少しずつでも作り上げていきたいものである。