人生のメモ

琴線に触れた小さなことを、文章に。

治ってるのに病院へ行く人もいる

今日は小出恵介さんのニュースでも取り上げようかと思ったけど、狩野英孝のデジャヴ感が強いのでやめておく。ということで、日記的なものを。

久々に風邪をひいてしまった。もう一週間になるが、まだ咳が止まらない。休日を誰より愛していることを自負する僕も、このまま一生咳が止まらないのは嫌なので、貴重な土曜の朝から病院に行くことに。

待ち時間を最小限にすべく、診察開始時間とほぼ同時に病院のドアを開ける。目に入ってきたのは、まさかのお爺さまお婆さま方の行列。フライング間違いなしと確信できるタイミングで、10人以上が並んでいた。どう見てもフライング常習犯である。診察がオリンピックの種目だったら全員即退場だろう。

みんなこうして土曜に来てるけど、平日も働いているようには見えないご高齢な方々ばかりである。凡人なら、「あんたらは平日に来れるじゃないか…なぜわざわざ土曜を選ぶんだよ」なんて心無いことを思うだろう。一方僕はというと、「あんたらは平日に来れるじゃないか…なぜわざわざ土曜を選ぶんだよ」と思った。凡人である。

とはいえ、 もしかしたら平日に働いてる人たちかもしれないし、もしくは金曜の夜に具合が悪くなったのかもしれない。高齢者だからといって土曜に病院行くな、という考え方はおかしい。そうして心を落ち着けていたところ、老人が受付の人と話している会話が聞こえてきた。

「もう治ったんだけどね〜!なんとなく来ちゃったよ〜!」

「今すぐ帰れ!」と凡人は思うだろう。やはり僕も思った。加えて、受付の人に、「『今すぐ帰れ』と叫べ!」と全力でテレパシーを送ったが、ギリギリ届かなかったっぽい。「そうですかぁ〜」ってすげーニコニコして診察券受け取ってた。

まぁそんなどうでもいい話。薬効いてきたのでもうすぐ治りそう。