打ち上げ花火と雪景色

最近、春を感じてウキウキしてる

J-POPは恋愛に偏りすぎ

今日は音楽の話にする。僕が初めて真面目に音楽を聴き出したのは中学時代だった。やたらイケメンの友達がミスチルのアルバムを貸してくれたのが最初だった気がする。そこからJ-POPをメインにいろいろ聴いてきた。今でも時間があればメジャーなアーティストの曲をつまみ食いしながら聴いている。

音楽はいくつになっても人の心を揺さぶってくれる、凄いコンテンツだと思う。映像もないのに、ほんの数分間の音声だけで、励ましたり、共感させたり、感動させたりしてくれるのだ。感動までに数時間かかる映画や小説と比べても恐るべき効率である。

 

恋愛の曲、多すぎません?

そんなJ-POPについて、ずっと思っていたことがある。あまり人と話していて話題になったことがないので、もしかしたらそう感じていない人もいるのかもしれないが敢えて書いてみる。それは、「恋愛をテーマにした曲が多すぎないか?」ということだ。

試しにGoogleで「JPOP 恋愛」と打ってみると、「恋愛ばかり」「恋愛 多い」などと予測変換されるので、僕以外にも多くの人がそう感じていることがわかる。

先に言っておくと、僕は恋愛は大好きだし否定するつもりは全くない。でも、恋愛で心から盛り上がってる人ってせいぜい30代前半ぐらいで、それ以降はみんな割と落ち着いている。あと早く結婚しちゃった人は、もうそんなに恋愛恋愛してない。

そう考えると、生活の中心に恋愛を置いている人の割合は多くないように思えるのだ。それなのに、巷に流れている曲は恋愛が多くを占めている。

 

恋愛以外もネタはいっぱいあるでしょ

むしろ音楽に頼りたくなるような悩みや感情は、恋愛以外にもたくさんある。特に仕事、他にも家庭やその他もろもろの人間関係、生き方そのものについてなどの思いは一生続くし、誰しもが持っているものである。でもそれらについて歌われた曲は、ラブソングに比べると圧倒的に少ない。

また、曲の売上を意識するなら、お金をたくさん持っている人をターゲットにした方が効率がいい。そして年齢層は高い方がお金持ちは多い。そう考えると、さすがに高齢者向けとまではいかなくとも、40歳〜50歳向けにも通じる曲がもっと多くてもおかしくないと思うのだ(曲作りはお金儲けのためだけではないとは思うが)。

もちろん歌そのものは大昔からあるし、起源的には恋心を伝えるために歌われていたのかもしれない。でも今は昔と比べ情報に溢れ、選択肢も増え、人それぞれ様々な生き方があるわけだから、歌の用途が恋愛に偏っていることがすごく不思議に感じる。

 

仕事を経験しているアーティストが少ない?

しかし例えば仕事をテーマにした曲を作ると言っても、民間企業で働いたことがないアーティストが、一般人が共感できる曲を作るのは難しいということはあるだろう。想像で語ることはできても、残業のつらさ、理不尽な上からの指示、大きなミスや叱責などの経験がない中で曲に思いを込めるのは無理がある。

先日、ダウンタウンの松本さんたちがExcelを知らないと言っていた。芸能人がExcelを使わなくても不自然ではないが、生きる世界が全然違うんだなぁと思わされた。それに近いのかもしれない。とはいえ、アーティストも仕事なので、何かしら共感できる部分はあると思うのだが。

以前にDTMなどで一般人が曲を作る文化ができてきた頃、そこが変わっていくのかなーと思ったが、意外とそうでもなかった。個人はまだしも、少なくとも有名アーティストの曲は変わらず恋愛ばかりの印象である。

 

ラブソングもいいけどね

まとめると、理由はよくわからない。が、単純にジャンル的に「音楽」と「恋愛」の相性が圧倒的に良いのかもしれない。ただ、それだけでは片付かないような気もする。不思議なものだ。真面目に追っていったら、もしかしたらブルーオーシャンがあるかもしれない。ないかな。

ちなみにこの文章は、ドラマ『アンナチュラル』の主題歌の米津玄師さんの『Lemon』を聴きながら書いた。完全にラブソング。めっちゃいい曲。ついでにさっきまで漫画『彼女、お借りします』を読んでいた。そんな33歳のおっさん。恋愛、いいもんですね。