人生のメモ

琴線に触れた小さなことを、文章に。

新社会人に伝えたいこと2018

4月ということもあって、様々なメディアが新社会人をネタにして盛り上がっている。ベーシックインカムが急速に進められでもしない限りは、ほぼ全ての新社会人はこれから40年以上働くことになるわけだ。ようこそ、長き社会人生活へ。

せっかくなのでTwitterで気になった新社会人向けのツイートをいくつか載せておこう。

タイムカードって表現が古くさいが、少なくとも勤怠管理が厳密な会社に務めることが、健康な社会人生活の前提になるだろう。残業代が出るのは当たり前だが、出たとしても睡眠時間を十分取れないレベルになると精神的にもつらくなってくるので気をつけてほしい。ここ数年で、そこまで残業させる会社は少なくなったとは思うが。

 

人脈目当てで生きてる奴なんて、ロクな人間じゃない。仕事してれば自然と人脈は広がるし、別に無理に広げるものでもない。可愛い女子社員でもない限り、無関係の人の名刺なんてポケットティッシュよりも要らないばかりか、むしろ迷惑である。これを強要する(ことがまかり通っている)会社なんてそのうち潰れる。勤めるだけ時間の無駄だ。「渡した名刺を道端に捨てられるのが快感なんですぅぅ!」っていう人以外にはお勧めしない。てか個人情報にうるさいこの時代にあり得ないような気もする。

 

面白いデータ。プロペラなどの重要な箇所に被弾した飛行機は、「過去に例がない」のではなく「生還していない」ためデータに残らないということだろう。飛行機と人間は違うのであまり参考にならないかもしれないが、アドバイスがないからと言って不遇を受け入れず、正しい道を自分で考えよう。

 

時代は常に変わり続け、その変化は異常なほどに早くなっていることに気づいていない大人は多い。そういう人は、今は通用しない過去の常識を押し付けてくるから気をつけよう。信じる人を見極めながら、過去に囚われずに常に新しい情報を仕入れ続けてほしい。

 

架空とまでは言わないが、自分の求める理想の上司なんてのはいないと思った方がいい。上司に期待してたら、長い社会人生活はやっていけない。とはいえ我慢のし過ぎは禁物なので、こりゃもう無理だという限界ラインはちゃんと見極めよう。

 

仕事がどんなにつらくても、大丈夫だ。生きてればなんとかなる。今まで鬱になった人間を何人も見てきたが、みんな真面目すぎるのだ。適当にやっておけばいい。失敗したら謝っておけばいい。みんなそのうち忘れる。どうしようもなくなったら辞めればいい。死ぬよりマシだ。必死に違う道を探せ。

ちなみに僕もそんな環境を経てきたが1度も心をやられることなく、2回転職してこうして今気楽にブログを書いている。「転職はやめたほうがいい」と言う人も多かったが、彼らは全員転職未経験だった。セックスしたことのない童貞が、「女はやめとけ」と言うのと同じである。転職では、有休消化はもちろん、転職時に皆から必死に止められたり、転職後に元の職場から「よくあんなつらい仕事やってたな…」「お前がいなくなって辛すぎるんだが…」という嘆きを聞くのも一興だ。「でしょー?大変だったもん笑」と笑いながら答える快感をぜひ味わってほしい。

 

さいごに

世間では「働くこと」に対して悲観的な言葉が多い。やれブラックだ、残業だ、パワハラだセクハラだと、ロクな話がない。それは仕方がない。世間はそういう話が好きなのだ。他人の幸せな話など聞いても誰も面白くないのだろう。

でも実際は、どう働くかは自由である。悲観的になる必要は全くない。たとえ就職先に問題があっても落ち込んではいけない。普通に考えれば、世の中に企業は腐るほどあるのだから、たった1回の就職で思い通りの職場になるわけがないのだ。最初に付き合った相手と結婚する必要がないのと同じだ。仕事は、職場は、自分次第で、いくらでも楽しくなる。自分で勝手に選択肢を狭めず、長い社会人生活を、精一杯楽しんで欲しい。

 

最後におまけ。こんな先輩を見つけたらすぐに辞めてしまおう。